写真を撮る日々

写真好き

被写体・撮り方を制限する面白さ

ある程度写真を撮っていると、ふと思うことがあります。それはマンネリ。初めていく場所などは見るもの全てが新しく、新鮮な気持ちで写真を撮れるんですが、定期的に訪れる場所や何度も足を運んでいる場所ではどうしても新鮮味が薄れる瞬間があります。

 

もちろん何度も撮ってる所でも新しい発見もあるし季節、時間によっても見る光景は様々ですが、いざ撮った写真を見直すと結構マンネリになってる時があります。そんな中で今まで私が実践したマンネリを打破する撮り方のお話。

 

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被写体・撮り方を制限する

ズバリ!被写体・撮り方を自分の中で制限してみる。具体的にいくつかあげると・・・

  • 画角を固定する
  • モノクロ・カラーで撮る
  • 特定の色を入れる
  • 人工物を入れる・入れない
  • 絞りを固定する

 

まだまだ他にもいっぱいありますが、とりあえずこれぐらいで。

 

画角を固定する

これは単焦点レンジをお使いの方は既に固定されているので、ズームレンジをお使いの方にオススメ。広角・標準・望遠、どれでも良いので自分の中で1つ画角を決めたらズームを使わず撮り続けてみる。フィルムなら1本分、デジタルなら20枚~30枚程度。今までズームを使って構図を作っていたのを、自分で動いてみる。ズームレンズに慣れている人には邪魔くさいと感じる方もいるかもしれませんが、意外に面白いですよ!

 

モノクロ・カラーで撮る

これはそのままですが、カラーメインで撮っている方はしばらくモノクロだけで撮ってみる。モノクロメインならカラーで。今はカラー⇔モノクロの変換は簡単に出来るので意味がないように感じますが、最初からカラー・モノクロと決めると撮る被写体や撮り方が変わることもあり、そこが面白かったりします。

 

特定の色を入れる

撮る写真に予め決めた色を入れるというのも結構面白いです。赤なら赤で、赤いものがある被写体をひたすら撮る。通い慣れてる場所でも視点を変えると結構新鮮な気持ちになれます(笑)

 

人工物を入れる・入れない

これもそのままですが、撮る写真に常に人工物を入れる、または入れないと決めてみるのも面白いです。街中だと人工物を入れないというのはかなり大変ですが、そう決めて撮ってみると、普段は目が向かない被写体を発見できるかも。

 

絞りを固定する

絞りを固定して撮るもの1つの楽しみ方。明るいレンズの開放固定でボケを楽しむ。絞って固定してパンフォーカスを楽しむ。最初から決めておけば見るものが変わってくることもあります。

 

他にも人を入れる・入れない、空だけを撮るなど、制限する内容はいっぱいあります。自分が撮った写真を振り返ってみて、「最近、同じような写真ばっかり撮ってるなぁ~」と感じる事があったら、何か1つでも実践してみると新たな楽しみ方が発見できるかもしれません。

 

なぜこの記事を書いたかというと、私自身が最近マンネリを感じているからです(笑)

 

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