ライカMモノクロームのキーワード検索でこのブログに来られる方が少数ながらいる。せっかく見に来てもらったのに既にライカMモノクロームは手放してしまったので、特に情報もなく大変申し訳なく思う。ライカMモノクロームはカラーフィルターが無いぶん、非常にシャープで解像感があったり高感度が強かったりと性能的な部分も魅力だが、私が使っていて一番感じた事は【モノクロで撮る覚悟】ができる事。カラー写真もPhotoshopなどを使えば簡単にモノクロ化できるし、今のカメラはモノクロ設定でも撮れるので、特にモノクロ写真を撮ることに不自由はない。ましてや私のように撮った写真をブログやSNSで使うことがメインの用途であれば、正直ライカMモノクロームで撮っても他のカメラで撮った写真のモノクロ化でもあまりその差は感じないかもしれない。ただ、ライカMモノクロームのようなシンプルなカメラでモノクロしか撮れないという状況の中で、撮った写真をイメージしながらモノクロ目で被写体、タイミングを探していくプロセスが他のカメラでは味わえない楽しさがあった。今まで数々のカメラを使ってきて、もう1度所有して使ってみたいと思えるカメラはほとんど無いが、今使っているライカM8と、このライカMモノクロームはもし機会があればもう1度手にしたいと思う。
今回、久しぶりにライカMモノクロームについて少し書いてみたという事で、以前ライカMモノクロームで撮ったJpeg写真を並べてみた。写真は記事トップの写真も含めてリサイズのみ。私は通常jpeg+RAWで撮っていてjpegが気に入らなければRAWを調整しているので、特にjpegのみにこだわりがあるわけでは無いが、各カメラの絵作りを一番反映しているのがjpegだと思っているので、ライカMモノクロームの絵作りを少しでもイメージしてもらえるようにあえてjpeg撮って出しにしている。
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