今までこのブログでは撮って出しのJPEGやRAWから現像したものなど、特に分ける事なく更新してきた。一部ライカM8に関しては素のJPEG写真に興味のある人へ参考になればという思いでカテゴリー分けした記事がいくつかあるが、今後しばらくはライカM8、エプソンR-D1xなど、デジタルカメラで撮影した「撮って出しJPEG」を中心に掲載していこうと思う。過去の記事でも書いたが、個人的にはJPEG撮影だろうがRAWからの現像だろうがどっちでも良いと思っている。特に私のように趣味で写真を撮ってるのであれば、自分がいいと思う方を好きなように撮ればいい。ただ個々のカメラの絵作りというか、固有の写真というのはJPEG撮影だからこそ出せるモノであって、RAWからの現像では出せないと思っている。
現在所有しているライカM8、R-D1xをはじめ、過去に所有していたライカMモノクローム、ライカM9などを購入する際、どんな絵作りなのか?をチェックするために、たくさんのサイトを参考にさせてもらった。ただ明らかに加工(RAW現像)された写真は作品としては素晴らしくてもカメラの素の絵作りを見るという点では参考にならなかった。JPEG撮影だろうがRAW撮影からの現像だろうが良い写真はイイし、ダメな写真はダメ。ただ私の場合はライカM8のJPEG撮影した写真が自分の好みに合うというだけなので、基本的にはJPEG撮影で理想の写真を撮るという遊びをしているだけ。
ただ今回ふと思ったのは、このブログでは作品レベルの写真を掲載している訳ではなく、撮影スポットの詳細を載せる訳でもなく、カメラやレンズの詳しいレビューを書く訳でもなく・・・なんのこっちゃ分からない内容になっているので、ここらで少し方向転換を考えた。撮って出しJPEGに興味がある方がどれだけいるか分からないし、ライカM8やR-D1など発売から10年以上経っているデジタルカメラに興味がある人がどれだけいるか分からないが、しばらくはこのスタイルでやっていこうと思う。
曽爾高原 Leica M8 + Summicron 50mm F2 沈胴
ヘリコイドが固くメンテナンスに出さないといけないと思いながら使わずに放置していたズミクロン50mmの沈胴モデルだが、久しぶりに触ってみると夏だからか?少し固いながら普通に回ったので、ライカM8にセットして持ち出した。