FUJIFILM X-Pro2の売り上げが好調のようです。X-Pro1発売から約4年、待望の後継機という事で待ちに待ったファンも多いでしょうね。X-Pro1発売後もX-T1やX-T10など様々なカメラがフジフイルムから出ていますが、性能はともかくX-Pro1~X-Pro2のコンセプト・デザインが好きな方も多いですね。
以前の記事でX-Pro2とライカMモノクロームの簡単な撮り比べをしましたが、今回はその第二弾として、またまた簡単な撮り比べです。まずは2枚の写真をご覧下さい。どっちがライカMモノクロームで、どっちがX-Pro2でしょう。
X-Pro2はフィルムシュミレーションをACROSに設定、その他は標準。ライカMモノクロームは標準設定。また、ライカMモノクロームは中央重点測光しかないため、X-Pro2でも中央重点測光にして統一しています。ISOはX-Pro2が200、ライカMモノクロームが320、ともにベース感度、絞りはF8で両方とも手持ち撮影のJPEG撮って出し。
使用カメラ・レンズ
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mmF2 R WR F8
LEICA M Monochrom + SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH. F8
お分かりになったでしょうか?
次に、中央部分の等倍写真です。
カメラの画素数に違いがあるので大きさが変わっていますが、答えは写真上がライカMモノクローム、写真下がX-Pro2です。
ちなみに私は解像能力が写真の良し悪しを決めるものでは無いと思っていますので、どっちが良い、悪いという事ではなく、あくまでこんな感じ・・・という簡易的な撮り比べです。
先日の記事、1枚目はX-Pro2 + XF35mmF2 R WRで撮ったものですが、2枚目~4枚目はX-Pro2+SUMMARIT 5cm F1.5で撮ったもの。60年以上前のオールドレンズで開放で撮ったら解像力の欠片もありませんが(笑)私的には大変気に入っているレンズです。
こんな感じで簡易的な撮り比べでした。本当ならX-Pro2の購入を考えている方の参考になるようなレビューができれば良いのですが、あまりカメラの性能を追求し、様々な機能を使いこなすような人間ではないので・・・。今回、X-Pro2のフィルムシュミレーションにACROSが追加された事もあり、それを目的に購入を考えている方、モノクロ写真に興味を持ち始めた方に少しでも参考になればと。