写真を撮る日々

写真好き

断捨離、最終章

先月から進めているカメラ・レンズの断捨離。大量売却とX-H1&XF16-55 F2.8の購入で一区切りついたと思ってたが、まだ終わっていなかった。

 

 

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先月の記事で「今後は撮影スタイルが変わる」「初心に戻る」という事を書いた。今回の断捨離をする事になった一番の理由は【自分が撮りたいもの】を一から考え直してみた事。私のカメラ歴はそれほど長いわけではなく、写真は若い頃から興味があったがカメラに興味が向くことはなく、写ルンです、安いコンデジで風景を中心に撮っていた。カメラに興味を持ち始めたのは登山をするようになってからで、「この景色をもっとキレイに写したい」「キレイに撮るなら一眼レフでしょ」という発想からデジタル一眼レフを購入し、それをキッカケにカメラ・レンズに興味を持った。その後はカメラやレンズが増えるごとにいろんな物を撮ったり撮らなくなったを繰り返し、一番ハマったのが街撮りのスナップ。当時、登山をするペースが下がっていた事もあって趣味の中で写真の優先順位が上がり、当時所有していた一眼レフやレンズを大量に売却してライカM8を購入した。M型ライカを何台か買い換えて最終的にM8に戻ったが、街撮りスナップ+レンジファインダーの組み合わせは今でも自分の中では最高だと思っている。

 

しかし今年になって徐々に自分の中で撮りたい物の変化が出始め、手持ちのカメラ・レンズを見返してみた時、「こんなに必要か?」という気持ちが生まれ、今撮りたい物、今後撮りたい物をじっくり考えて出した結論が断捨離だった。今撮りたい物は【風景】写真に興味を持ち始めるキッカケになった風景を自分が使いたいカメラで撮りたいという気持ちになった。もちろんスナップ写真も撮っていきたいので先日の時点では風景などネイチャー系はX-H1、スナップはM8の使い分けでいくつもりだったが、今回始まった断捨離スイッチが未だ切れておらず、「本当に2台必要か?」と考えた末、ライカM8とM・Lマウントレンズを手放す事にした。自分でもかなり思い切った判断だと思うが、X-H1だと風景もスナップも撮れるが、M8での風景写真は自分的には残念ながら納得できるクオリティではなく、ある程度のクオリティを求めるとレンズも高価になってしまうのでそっちには踏み込めない。X-H1が予想以上にしっくりくるフィーリングで今後も使い続けられる感覚になっている事もあり今回の決断となった。そしてライカM8とレンズ数本を売却した予算でXF56mm F1.2 Rを購入した。これでカメラ1台、レンズ2本とシンプルな体制になったので、自分が納得するまで使い続けたい。

 

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