山岳保険の更新時期がきたので今年も引き続き更新した。私の年間の登山回数を考えればその都度短期の保険加入でも特に問題はないが急に予定を決めて登ることもあり、基本的に1人行動が多いので念には念を入れて1年契約で加入している。特に私がメインで登っている滋賀県の比良山系は低山でありながら遭難や事故が非常に多い。一番の理由はルートの多さによる道迷い。比良山系は琵琶湖側と鯖街道側から登る各ルートがあり他にも各ルート同士を結ぶ道や縦走路などが複雑にある。そして低山という事で基本的にどのルートも木々の中を歩くので見通しは良くなく、気がついたらルートを外れていて道に迷い、無理して下山しようとして滑落したり怪我で動けなくなり救助要請という事になる。電話がつながるエリアであればまだ良いが、そうでないと万が一の事もあり得る。そうならない為にも登山届は必須となる。登山届は各山の登山口に設置されている事が多いが、比良山系のようなマイナーな山では完璧に管理されている事はなく用紙が無くなっていたり筆記用具がなかったりという事も多々ある。今ではインターネットでも登山届を出す事ができるので便利になった。
