10日〜11日の二日間、ドライブ小旅行に出かけた。今回は広島県の尾道、しまなみ海道の生口島と因島、岡山県の倉敷・児島をめぐる旅。
その中でも今回の旅行のメインは坂の街、尾道の散策。以前から一度は行きたいと思っていたがなかなかタイミングが合わず、ようやく念願達成。当初の予定では滋賀から広島まで走り、その後に倉敷まで戻って一泊、翌日に岡山観光して戻る予定だったが、10日は日中は雨が降ったりやんだり、11日は晴れ予報だったので、メインの尾道での雨は避けたい思いから、初日にしまなみ街道の生口島と因島に訪れた後に岡山まで戻り、倉敷と児島を観光して倉敷で一泊、翌日朝に尾道まで走る予定に変更した。結果的に尾道では雨に降られる事もなく散策が出来た。
今回イレギュラーな出来事としては10日の夜から寒波が入り、広島や岡山でも雪が降る予報が出ていた。一泊した倉敷では雪は降らなかったが広島の山間部は大雪、海沿いでも福山より西では雪が降っていた。11日は9時ごろに尾道の到着する予定で倉敷のホテルを8時前に出発。予定通りなら1時間前後で到着するはずだったが、ナビ通りに移動して山陽道の福山西で降りて一般道に入ろうとすると大渋滞。時間的に通勤渋滞だと思うが、雪の影響もあってもしかすると普段以上に混んでいたのかもしれない。慣れない土地では勝手が分からず思わぬところで出鼻をくじかれた。最終的には福山西まで戻って山陽道に再度入って次の出口である倉敷まで走ったが、高速に乗り直すまで普通なら5分ぐらいで行ける距離に1時間以上もかかってしまう。ようやく渋滞を回避して倉敷まで走ると、今度は一般道の各所で積雪・路面凍結があり、あちこちで動けなくなった車が止まっているのでまたまたプチ渋滞発生。普段それほど雪が降る地域ではないと思うので、スタッドレスを履いてる車も少ないのだろう。結局大幅に遅れはしたものの、なんとか無事に尾道に到着することが出来た。
初めて訪れた尾道は良い所だった。イメージ的には同じ坂道の街でもある神戸北野の異人館街にも似ているが、神戸は洋風なのに対し尾道は純和風。昔ながらの建物や寺院、眼下に見える海、想像以上の景色だった。標高はそれほど高くないものの、坂道や階段はかなりの急登となる。のんびり散策しながら登っていくのも楽しいが、疲れるのを避けたい人はロープウェイを使って数往復すれば下りのみで広範囲に散策も可能。