写真を撮る日々

写真好き

デジタル一眼レフが消える日

デジタルカメラの進歩は凄まじく、年々各メーカーから新製品が発売される。それぞれの使用環境や好みを重視して数あるカメラの中から自分に合った物を選ぶわけだが、オリンピックやプロスポーツなどを撮る商業カメラマンの世界では、まだまだデジタル一眼レフカメラが主流となっている。

 

 

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実際オリンピックではキヤノンニコンデジタル一眼レフがほとんどを占めている。ただ、デジタル一眼レフの劇的な技術進歩もそろそろ限界に近づいているように感じる。例えばスポーツなどを撮る際に必要な機能の1つとして連写がある。現在キヤノンニコンから発売されているフラッグシップ機では条件にもよるが最速でも14~16枚/秒。しかし現在発売されているミラーレスカメラやコンデジでは、それ以上の連写速度で撮れるものはたくさんある。

 

一眼レフカメラは当然ながらミラーが物理的に動くため、これ以上劇的に速度が上がることは考えにくい。また、ミラーが搭載される事でどうしてもボディサイズが大きくなるデメリットもある。逆にミラーレスカメラであればミラーが無いぶんボディがコンパクトになり、連写速度に関してもまだまだ上がる可能性が高い。

 

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Leica M8 + Summarit 50mm f1.5

 

 

もちろん連写速度はセンサーの問題や発熱の問題もあるので今のミラーレスがデジタル一眼レフに対して全てにおいて優れているとは思わないし、光学ファインダーなどデジタル一眼レフのメリットもたくさんあるが、これから先の技術進歩でミラーレスのデメリットがどんどん解消されていけば、デジタル一眼レフが一線から消える日もそう遠くないかもしれない。

 

 

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Leica M8 + Summarit 50mm f1.5

 

 

私の所有するカメラの中にニコンD100がある。2002年発売という事で15年前のデジタル一眼レフカメラになるのでメーカーサポートは既に終了、壊れたら終わり。610万画素と今では考えられない低画素だが、私がメインで使っているライカM8で1030万画素、R-D1xは600万画素なので全然困らないと言うか、これで十分。

 

 

 

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