写真を撮る日々

写真好き

ライカMモノクローム

前回の記事でライカMモノクロームについて少し触れました。

 

kt-photo.hatenablog.jp

 

ライカMモノクロームデジタルカメラながらモノクロ写真しか撮れないという、かなり尖ったモデルで私が所有するのは初代のCCD機ですが、現在はその後継機としてCMOSセンサーを搭載したライカMモノクローム(Typ246)が発売されています。

 

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LEICA M Monochrom + LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH.

 

前回の記事では「撮って出しJPEGでしか再現できない写真はあるか?」という内容で、私的な感想としては「ある」という結論でした。私はライカMモノクロームでハマった時のJPEG写真は、RAW現像では表現できない、もしくは表現が非常に困難だと考えていますが、この「ハマった写真」の良さはあくまで「主観」の話なので、ひとそれぞれ好みもありますし、趣味の写真であれば好きなように楽しめば良いもの。

 

私がモノクロ写真に興味を持ち始めた当初はカラーで撮ったものをモノクロ変換して楽しんでいましたし、それでも十分満足で不満はありませんでした。もちろん、今でもカラーをモノクロ変換する事もあります。ただ、モノクロ写真への興味が深くなるにつれて、ライカMモノクロームを使ってみたい気持ちが強くなり、発売後かなり悩んだ挙句、手持ち機材のほとんどを売却して購入しました。

 

それから数年・・・自分が撮るモノクロ写真に何か変化があったか?と言われれば、ハッキリいってほとんど変わってないのかもしれません(笑)ただ、「覚悟」は大きく変化しました。当然モノクロでしか撮れないのでカメラ的には非常にシンプル。細かい設定に悩まなくて良いし、その分「写真を撮る」行為に集中できる。

 

 

kt-photo.hatenablog.jp

 

そもそも「良い写真」というのが人それぞれ好みがあるので一概に「これがベスト」という答えはありませんが、私が現時点で考える「良い写真」を撮るためのスタイルとして、「ライカMモノクローム+単焦点50mm」が一番写真を楽しく感じています。

 

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LEICA M Monochrom + LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH.