写真を撮る日々

写真好き

2018年

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2018年も今日を入れて残り3日となった。自分的に今年はカメラ・レンズの断捨離を行った事で環境が大幅に変化した1年だったが、カメラ業界もニコンキヤノンからフルサイズミラーレス機が発売されたりパナソニックからフルサイズミラーレス機の発表されたりと、日本のメーカーではソニーの独壇場だったフルサイズミラーレスを取り巻く環境が劇的に変化した年となった。2019年以降は更なる技術革新でドンドン凄いカメラが出てくることになりそう。

 

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現在発売されている各カメラもとんでもなく優秀で、シャッターをきれば誰でもキレイな写真が撮れる時代になった。(キレイの定義は様々)もちろんライティングなどの知識・技術が必要な撮影もあるが、フィルムカメラデジタルカメラ初期の時代に比べればはるかに簡単に撮れるようになった。

 

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カメラに求めるものが「キレイな写真と撮りたい」という結果ありきであれば性能の向上は大変ありがたい。動体を撮るのであれば連写性能が高い方が確率は上がるし、暗いところで撮るなら高感度性能が高い方が有利。AFだって速くて正確な方が良い。ただ私のように写真を撮るプロセスを楽しみつつ「良い写真」を撮りたいという人も少なからずいて、そういう人にとって高性能なカメラは必ずしもベストとは言えない場合もあり、「不便を楽しむ」という遊び方もある。

 

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デジタルカメラはこの先どうなっていくのか?今後イメージセンサーの性能がさらに上がれば連写性能も更に向上するし、もっと言えば高フレームレート動画からのキャプチャが当たり前になるかもしれない。実際、私が使った事があるカメラで言えばパナソニックでは4Kフォトという機能があり4Kで撮った動画から写真を切り出せる。今後技術があがればもっと高解像度で切り出せたりバッテリーや熱問題が解消されれば長時間の撮影もできるようになる。ただカメラの性能が上がれば上がるほどプロセスや不便を楽しむ事は難しくなってきそう。「キレイな写真」が誰にでも撮れるようになるにはカメラやレンズの技術革新は必要だが「良い写真」を撮るにはハードの部分とは違った部分が大切。結局「いつ」「どこで」「何を」「どんなふうに」撮るかを決めてシャッターを押すのは人間。