写真を撮る日々

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違和感

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先日行われた平昌オリンピックスノーボードハーフパイプ。平野選手が見事銀メダルに輝いたわけだが、テレビを見ていたらある番組で「あれは誤審だったのでは?」という内容をVTRで解説したり、コメンテーターが意見を述べていた。ただその内容は私にとっては違和感でしかない。

 

スノーボードハーフパイプの採点方法はフィギアスケートのように個々の業に点数がついてるのではなく、各審判がそれぞれ見た総合的な判断で点数を出し合うらしい。その採点方式が「おかしい」とか「改善すべき」など各コメンテーターが言っていたが、そもそもハーフパイプ競技って前からそういう採点方式なんでしょ?今回のオリンピックで初めて採用されたのではないんでしょ?当然選手全員そのルールを理解した上で競技してるんでしょ?

 

百歩譲って選手本人が疑問を投げかけるならまだ良い。しかし今回はスノーボード競技を何も知らない有名人が、平野選手が金メダルを獲れなかった事に対して文句を言ってるようにしか聞こえない。これでは選手本人が可愛そう。このコメンテーター達は仮に今回金メダルだったショーンホワイト選手と平野選手の立場が逆だったら、この採点方式はおかしい!って言うんだろうか?

 

意見するのがコメンテーターの仕事なのは理解できるが、あまりに露骨なやり方は違和感しか感じない。