写真を撮る日々

写真好き

撮影のリズム

午前中に時間が空いたでの地元滋賀をブラブラしました。いつもならカメラ1台+単焦点レンズ1本のみで出掛けるのですが、この日はフィルムでも撮りたかったのでX-Pro2とライカM3の2台で散策。

 

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琵琶湖疏水の桜 Leica M3 + Elmar 50mm F3.5

 

久しぶりに2台のカメラで撮り歩きしましたが正直疲れました(笑)あまりの撮影リズムの違いにストレスを感じます。ライカM3は露出計もついてない完全な機械式カメラなので露出は自分で決めます。露出計は安価なものから高価な物まで種類も豊富ですが、今はスマホのアプリでも露出計があったりして便利な時代になりました。ただ、私は出来るだけ撮影のリズムを崩したくないので、基本的には失敗覚悟で体感露出で撮ることが多いです。

 

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Leica M3 + Elmar 50mm F3.5

 

ライカM3は光を見て露出(絞り・シャッタースピード)を決めて、ピントを合わせてシャッターをきるだけ。エラそうに書いてますが失敗も多い(笑)でも、その単純なリズムが心地良い。絞りを固定すれば決めるのはシャッタースピードのみです。当然フィルムなので感度は1本使い切るまで固定、他に設定する余地がありません。失敗も多いですが機材に対して考える要素が少ない分、撮影に集中できます。

 

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三井寺 Leica M3 + Elmar 50mm F3.5

 

その感覚でX-Pro2でも撮りたいと思っているのですが色々な設定ができる分、私の場合は迷いが出過ぎて結果的に撮影のリズムが悪くなってしまいます。今は自分が好きな色味が出せるようにフィルムシュミレーションをベースにカスタム設定を模索していますが、なかなか思うような結果が出ません。これが数パターン決まればもっと軽快に撮れそうな気がしてますが・・・。

 

まぁ、そうやって悩んでるのもカメラの楽しさの1つです!ただ、やっぱり撮影の時には悩みたくないので、今後もX-Pro2を色々試して自分なりの設定を探していこうと思います。